設備紹介

X線を360度の方向から照射することにより得られる情報をコンピュータ処理し、体の断面を見ることができます。当院の機器は、断層画像のみでなく、3-D画像処理により3次元グラフィックスを作成し、検査結果を分かりやすくご説明いたします。

手術中にレントゲン画像をとる必要が生じたときに使用する機械です。2つのモニターにリアルタイムでレントゲン画像を映し出すことができ、その場でプリントしたりCDに記録してパソコン画面で見ることもできます。骨折や椎間板ヘルニア等の整形外科手術、血管造影が必要な血管外科手術などで使用します。

超音波の振動を熱エネルギーに変えることにより血管を閉鎖し、組織を切開する機器です。また、超音波の振動により神経組織や血管をこわさずに腫瘍組織のみを粉砕して吸引する機能も備えています。当院では、半導体レーザーメスとの併用により手術の際になるべく体内に糸を残さない手術を心がけております。

胃、十二指腸、大腸の検査や異物の除去に使用する内視鏡システムです。鮮明な画像で細部まで観察することができます。

体の中をリアルタイムで探ることのできる機械です。膀胱、腎臓、肝臓、子宮等のおなかの中はもちろん心臓の大きさや弁の状態、血液の流れ方などを検査することもできます。

遺伝子の分析に使用する機器です。病原性微生物や真菌の遺伝子を検出することで感染症の診断を行ったり、腫瘍の性質を調べるために使用します。変性性脊髄症（DM）の診断について院内PCRでの対応ができるようになりました。変性性脊髄症（DM）は痛みを伴わずに脊髄が変性し運動障害をもたらす進行性の脊髄疾患です。ウェルシュコーギーやジャーマンシェパードなどが好発犬種となります。ご希望の方はお電話にてご予約ください。

耳用の内視鏡システムです。従来の耳鏡に比べ、拡大された画面での正確な診断治療が可能になるともに、半導体レーザーでの腫瘤の蒸散や、鉗子での異物除去、生検といったことがスムースに行えます。

加温ブランケットから体表面に均一な温風が届き、手術中の体温低下を防ぐことができます

放射線治療についてはご相談下さい。

当院では、動物の状態により細かな調節呼吸や麻酔状態の設定が可能なドレーゲル社の全身麻酔器を採用しています。

眼科の検査で使用します。網膜や視神経の状態を観察して、記録することができます。

関節、筋肉、靭帯、軟骨など運動器の疾患の診断に特化した超音波診断装置（エコ）ーです。関節内の病状把握や靭帯の断裂、半月板損傷などの診断に威力を発揮します。

歯科治療に先立って歯根の状態を把握するためのレントゲン装置です。撮影後数秒でコンピューター上に画像が転送されるためスピーディーで正確な歯根診断が可能です。

歯石を取るための超音波スケーラー、歯を削ったり磨いたりするためのエアータービンや洗浄、吸引器など歯科治療に必要なすべてのデバイスが装備されています。洗浄水の加温装置など当院特注でカスタマイズしていただきました。